New Vogue Childrenトラック9　お気に入り度：★★★★★

1stアルバムのラストソング。
アルバムと同タイトルであり、このアルバムの中核的な位置付けの曲です。
とてもSchwarz Steinらしい作品になっています。

Kayaらしい、エロ度の高い歌詞の割りに、
全体の雰囲気が割りと淡白な印象を受けるのは、
Horaの曲によるところが大きいと思います。
つくづくこの二人の組み合わせは絶妙だと感じます。
ああ、やっぱり解散してしまったのが残念でならないです。

"ヘテロの愚民を喰い尽く"せという歌詞は
Kayaの歌詞の中では目立って強力な主張に感じます。
歯に衣着せない言葉を多用するKayaですが、
自分がゲイ(多分ね)である事を明確に主張するような、
歌詞は実は、殆どないです。

私のお気に入りは"醜く美しい"子供達という部分。
アンドロギュヌスのKaya、ブルータルレプリカントのHora、
いずれからの視点でも関連付けられるキーワードです。
言葉は同じですが、意味する所は真反対って感じがしますね。

◆↓聴いてみる↓◆